本大学院の特色


神戸芸術工科大学大学院では、人間を取り巻く自然や社会文化との関わりを可視化する、メディア・映像・写真・CG・アニメーション・まんが・絵本・イラストレーショ ン・造形・クラフト・テキスタイル等の「アート領域」から、物のシステムと人間のシステムを総合化する、環境・建築・ ID/ITデザイン・ファッションデザイン・ビジュアルデザイン等の「デザイン領域」まで、多彩な専門プログラムを教育研究の対象に取り組んで います。
このような展開は、大学院が国内外の大学と連携し、地域社会や企業そして、行政と密接に連携することで実現しています。特に2008年4月、神戸という開放的で先進的な街にある芸術系の大学として、神戸市と「デザイン都市・神戸」の推進のための連携協力協定を締結し、人材や知識・情報資源を生かすことになりました。

▇ 大学院のアカデミックアクティビティー
本大学院のカリキュラムは、時代や社会が求める多様な「科学と技術」の活用を、人間の立場から総合的に「発想」し、「構成」「計画」し、「表現」「造形」す る等のアカデミックアクティビティーを編成し「芸術と文化」「人間と歴史」等の諸科学と合わせて総合的に構成されています。(図2)

図2)芸術工学のアカデミックアクティビティー

図2)芸術工学のアカデミックアクティビティー

▇ カリキュラム編成の特色
● 修士課程
修士課程では「芸術工学論」と「アカデミックリテラシー&プレゼンテーション」という二つの基礎的科目と、専門を超えたチームで取り組む「総合プロジェク ト科目」を、幅を拡げ豊かな感性を身に着ける目的で用意しています。その上に、領域をまたぐ総合プログラム科目群と、学科と密接に関係する専門プログラム 科目群を編成しています。個人の研究テーマは指導教員の下、特別研究として取り組み、修士論文(作品)としてまとめています。

● 博士後期課程
基盤となる専門研究コアとして「空間、環境学域研究コアプロジェクト」「ひと・もの・くらし学域研究コアプロジェクト」「情報・コミュニケーション学域研 究コアプロジェクト」「アート・クリエイティブ学域研究コアプロジェクト」の4つの研究部門を設置し、産業界や地域社会と連携した複数の専門プログラムを 編成しています。

▇ 国際交流
本大学院では毎年、様々な国・地域からの留学生を受け入れています。異なった文化や価値観に触れる事で、より多様なデザインの発想を生み出す力になります。

2013年度大学院修士課程在学留学生数

中国:19名
韓国:2名
イラン:1名(国費)
台湾:1名
ロシア:1名(国費)

2013年度大学院博士課程在学留学生数

中国:1名
韓国:1名
アルゼンチン:1名(国費)
イラン:1名
インド:1名(国費)
ボスニア:1名(国費)
チュニジア:1名(国費)
ミャンマー:1名(国費)

過去5年間の留学生出身国・地域

ブラジル:2名
アルゼンチン:2名
アイルランド:1名
ウルグアイ:1名
コロンビア:1名
ネパール:1名
ポーランド:1名(国費)
ポルトガル:1名(国費)
ミャンマー:1名(国費)
レバノン:1名

● 交換留学制度
北京理工大学(中国)、東西大学(韓国)、台湾芸術大学・雲林科技大学・高雄大学(台湾)、バンドン工科大学(インドネシア)、バヴァイセンゼー美術大学 (ドイツ)、モントリオール大学(カナダ)との間と協力協定ならびに交換留学協定を結んでいます。また、キャンベラ首都大学(オーストラリア)、シンガ ポール国立大学(シンガポール)などとも共同での研究活動を行っており、近々協力協定や交換留学協定を結ぶ予定です。

● クムルス Cumlus
国際的な芸術系大学の連携機関であるクムルス(Cumlus)のメンバーとしても国際的なアートとデザインの活動に取り組んでいます。