修士/博士後期課程の学び

カリキュラム

修士課程 総合アート&デザイン専攻

基幹科目では、人間とその歴史を基盤とした総合的な「芸術工学特論 A・B」と専門的な「科学と技術特論」「芸術と文化特論」により、分野が融合する「芸術工学」の中心的な考え方を学びます。国際科目では、国際的なコミュニケーションでのアカデミックプレゼンテーションを学びます。また、専門科目では、各学域に対応する専門的な知識を修得します。
さらに、社会的課題や国際的活動を対象として芸術工学研究所や社会との連携によるプロジェクト科目により、知的素養、デザインとアートの専門性、そして分野を超えた構想力・実践力を高めます。
修士課程における研究・制作の成果は特別研究として論文または作品としてまとめます。また、1年短縮修了を可能とするカリキュラム構成となっています。
(修業年限1年短縮には必要な条件がありますので、大学院事務室にお問合わせください。)

博士後期課程 芸術工学専攻

個々の研究課題を調査・研究および創造実践を重ねるなかで、自らの課題の認識を深め、いくつかの分析手法を試行し、そこから見出した知見を展開する力を養っていきます。必要な知識については、修士課程カリキュラムから修得します。また、総合アート&デザイン専攻を修了していない者は、総合的な「芸術工学特論 A・B」を修得します。また、芸術工学研究所や社会と連携するプロジェクト科目が研究活動を支援します。特別研究では、創造的で独自性のある研究を求めます。

課程の修了及び学位について

修士課程修了の要件は、修士課程に2年以上在学し、定められた授業科目を所定の単位以上修得し、かつ、必要な研究指導を受けた上、論文又は作品を提出して、その審査及び最終試験に合格することとする。
博士後期課程修了の要件は、博士後期課程に3年以上在学し、定められた授業科目を所定の単位以上修得し、かつ、必要な研究指導を受けた上、論文を提出して、その審査及び最終試験に合格することとする。

神戸芸術工科大学大学院芸術工学研究科における学位論文に係る評価基準及び審査体制