© 2021 KOBE DESIGN UNIVERSITY
本大学院では、修士論文(作品)や博士論文に向けた専門的な研究のほかに、日本でも珍しい独自のカリキュラムが組まれています。それは、さまざまなジャンルを横断的に学習していくものです。学部で進めた専門を再び統合することにより、さらに高度な視野をもてるように鍛錬していきます。
「科学・技術」「芸術・文化」が融合する「芸術工学」に基礎をおき、社会とつながる実践的教育と研究活動をとおして、デザインとアートにおける構想力・コミュニケーション力・創造性を高めることをめざしています。芸術工学の先端の知を学び、創造的実践を経験するなかで、自ら考え問いをたて、新しい表現やデザインの可能性を見つける力を養い、そこから多様な個性と国際性豊かな創造活動を通じて社会に貢献する人材を育てます。
芸術工学は、幅広い学びと分野をつなぐ研究によって新たな価値を生みだす力があると社会から期待されています。博士後期課程では、これまで修得してきたアートやデザインの専門性を深めるとともに、新たな価値やものの見方を生み出すような斬新な研究テーマを見出し、研究・開発に取り組むことにより、個性豊かな研究者を養成します。それはまた、魅力的で行動力のある教育者の育成にもつながる取り組みです。海外からの留学生も多く、国際的に活躍しています。
※2024年度改組により、芸術工学部は下記4学科の構成となります。
「建築・環境デザイン学科」「生産・工芸デザイン学科」「ビジュアルデザイン学科」「メディア芸術学科」